日々日記
2006年9月
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2006/09/06 (水)  ソフトウェアの紹介ページへの登録要請
2006/09/07 (木)  Maxima + WinTexMacs
2006/09/08 (金)  明日はオープンキャンパス
2006/09/09 (土)  オープンキャンパス当日
2006/09/11 (月)  アクシデント
2006/09/19 (火)  三重県メカトロ・ロボット研究会会合
2006/09/21 (木)  生産技術問題研究会
2006/09/27 (水)  サプライズ
2006/09/28 (木)  締切,締切
2006/09/29 (金)  国際福祉機器展


2006.09.06 (水)  ソフトウェアの紹介ページへの登録要請
■本日,以下(要約)のようなメールが届いた.私が製作したフリーウェアをソフトウェアライブラリに登録したい,登録したソフトウェアのダウンロード数などが多い場合には賞金も出る,というもの.Vectorに登録しているフリーウェアは確かにある.以前に雑誌付録CDーROMへの収録の許諾を求めてきた会社と違い,今回の会社は”それほど怪しくは無い”.ただ,業務上,あると便利だとして作製したソフトウェアで賞金を貰う(無理だけれど)は良くないし,そもそも要請のためのメールの内容が気に入らない.

■とても丁寧に書かれたメールのようではあるが,ネットで検索すればすぐに分かりました,まったく同じ内容のメールを他のフリーウェアの開発者にも送っている.”ソフトウェアの紹介ページを拝見し”というのは,きっとVectorのページから一網打尽で引っ張ってきたのでしょう.なにせ,”どのソフトウェアを登録して欲しいのか”が書かれていない.

■"私、株式会社○○○○○の○○ 晶子と申します。突然メールをお送りします失礼をお許しください。ソフトウェアの紹介ページを拝見し、ご連絡させていただきました。7月18日に弊社では個人向けソフトライブラリ「○○○」をオープンし、おかげさまで会員数は7,000名を超え、今月には1万人を超える予定です。つきましては、是非、作品をグレバにても公開いただきたいと考え、ご連絡差し上げました。”
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2006.09.07 (木)  Maxima + WinTexMacs
■Maximaは数式処理ソフトウェアMathematicaと似たような機能を持つ優秀かつ有名なフリーウェア,WinTexMacsはTeXのフロントエンドになるソフトウェアのようで,Maximaが出力する数式を綺麗に表示してくれるらしいので,この組み合わせを試してみました.

■詳しい話はいつか別のページにまとめると思います.Mathematicaとはどういうソフトか,という話も検索エンジン等を使って調べて貰えば分かるでしょう.

■新移動機構GigaBowlの静的釣り合い状態での幾何学的な状態を表す数式を手で解いたものがあります.かなり大変でした.多分,正しいと思うのですが,自信がない.じゃぁ,Maximaに解かせてみればどうだろう...はい,出ました.大したものです.でも私が導出した式と形が違うので実際に数値を入れて検証しないと.

■今年はシミュレーションに力を入れる年になりそうです.Maximaも強力なツールですが,それ以外にもMATLABとADAMSを購入する予定です.いままではソフトウェア環境が整っていないという理由で解析を避けてきたのですが,そろそろ本腰を入れる時期ですね.
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2006.09.08 (金)  明日はオープンキャンパス
■機械工学科は例年通り3年生が設計・製作したリモコン操縦ロボット(昨年までは”バスケロボット”,今年からは”運送屋さんロボット”)を展示・デモンストレーション.それだけだと故障したりして出し物が無くなると怖いので,リモコンムーバも展示します.毎年とってもよく働くムーバ君です.ちょっと疲れて,廊下で夕涼みをしながら立ち話.おっと来週は月曜,火曜日と一泊の出張なので準備をしなくては.
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2006.09.09 (土)  オープンキャンパス当日
■本日は,晴れているのに突然,雨が降る,という奇妙な天気のお陰で,スポーツ大会を期待して集まった参加者(小中学生)が学科展示に集まる事態になり,例年にない活況を呈しました.お手伝いしてくれた専攻科生のK君,T君,本当に助かりました.4Mの学生も自発的に手伝ってくれるなど,「やるな,高専生!」と,久しぶりに(?)気持ちがスカッとしました.




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2006.09.11 (月)  アクシデント
■うちのマンションの近くに交通事故の頻発する信号のない交差点があります.週末になると「きーっ」「どかん」「しゅー」(笑い事ではない).比較的交通量の多い直線道路(幹線道路ではない)と側道が交差するのだが,非常に見通しは良い.近くにスーパー駐車場への出入り口がある,側道は幹線道路に沿って走る抜け道である,といった条件.優先道路側は飛ばしているし上に,その先にある信号のある交差点およびスーパー駐車場に出入りする車に気を取られている.側道側は抜け道ということもあり,先を急ぐ運転手が多く,見通しが良いため優先道路を高速で近付いてくる車の距離を読み誤る.

■「なにか手を打って貰わないとね」などと話をしていたのに,先週末の日曜日に追突事故に遭遇.やはり笑い事ではない.

■魔の交差点の手前,車一台が前方にいる状態で優先道路上で一時停止.先が詰まっている.前方,車一台分だけ開いたので私の前の車が魔の交差点を越えて前方へ.私は車一台分前方に進んで交差点の手前で停止.すると「どんっ」.後ろから追突されました.

■後ろの方は私が交差点に進入すると考えていたのかも知れませんが,停止したことに気付かずにぶつかったようです.速度は出ていなかった(私は完全停止)ので,追突した方の車のバンパーと私の車の後ろのバンパーにキズが付いた程度.

■とはいえ,こちらはまったく無防備だったので,助手席に座っていた妻と共に,首がグキッ!.物入れに入っていたオートバリカーのリモコンなどが衝撃で飛び出した訳ですので,結構,大きく揺れた.ああ,これがいわゆるムチ打ちなのですね.いままでにもバイクでコケたり,前回り受身を取ったり,畑に落ちたりしましたが,ムチ打ちはなかった.

■事故はタイミングです.誰かが悪いと文句を言っても事態はあまり変わりません.速やかに当事者同士,協力して車を安全な位置に(無理せず安全に)動かして下さい.お互い負傷が無いか確認し,ケガをしている(あるいは頭を強く打っている)場合は救急車を呼びましょう.無事でもそうでなくても,まずお互いの連絡先(電話番号),車のナンバー,車種をメモで交換します.もし安全に自走できる状態ならば最寄の警察署に一緒に行って事故証明をとって下さい.この際に車検証と自賠責保険証が必要ですので,すぐに取り出せる場所に常時用意しておきましょう.保険屋さんにも早めに連絡(たとえ自分に非が無いと明白な場合も).

■今回は相手の方の責任ということになりましたので,修理代等は発生しません.とはいえ勝手に修理してはいけません.先方の保険屋さんから連絡が来るのを待ってから,指示に従って修理工場へ車を出しましょう.以上.
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2006.09.19 (火)  三重県メカトロ・ロボット研究会会合
■今年の4月に行政主導で立ち上がった研究会です.詳しくは こちらと,こちら.まだホームページも無い研究会ですが,今後の展開をどうするか,まずは三重県内のロボット研究者をクチコミで集め,どのような提供可能な技術が存在するのかを確認するミーティングが内々で行なわれました.研究会を実施する三重県科学技術振興センターの方と個人的な知り合いだったこともあり,私のようなヘッポコ研究者にも声を掛けて頂けました(笑).

■17時から三重大学工学部の合同棟1F多目的会議室に集合,ということでしたが,授業が16時半までありましたので,後片付けなどを行なって16:45に出発.到着したら17時過ぎ.さぁ,合同棟ってどこだ? 1Fなのだから工学部を歩き回れば分かるだろうと思ったのが甘かった.情報工学科棟の合同棟だった.

■三重大学からK先生,I先生,それと遅れてH先生.それに私の合わせて4名.それと科学技術振興センターの2名の方からシーズの紹介を行なう.その後,今後の研究会の進む方向など,少々,お話して19時頃に解散.学校に戻って仕事再開.
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2006.09.21 (木)  生産技術問題研究会
■今日も生産技術問題研究会に参加してきました.今回担当の企業は安濃町にある某自動車部品メーカー.こちらの工場を見学させて頂くのは2回目です.今回は具体的な検討課題(たとえば特定の製品に発生する不良への対策やタクトタイム短縮への提案)はなく,工場内の各設備を見学し,なにか気になったところがあったら指摘して下さいというもの.

■工場長から聞いた話では,十数年前にこの工場に自動生産ラインを初めて導入した際に,鈴鹿高専の教員が技術協力をし,1週間に1度のペースで会社に顔を出していたとのこと.うーん? どなただろう.この研究会と私の関係は学校を通したものではなく,勝手に個人的な人間関係を辿って参加させて頂くことになったものなので,鈴鹿高専との関係があるという話には,正直,不意を衝かれました.もっとも,この研究会を主催している方(三重県科学技術振興センター)が鈴鹿高専の卒業生であったり,メンバー(製造業)の中にも卒業生の方が居たりと,鈴鹿高専,地元にとても強く浸透しているのだなぁと感心.木更津高専は新日鉄の君津製鉄所くらいしか地元の企業は無かったものなぁ.
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2006.09.27 (水)  サプライズ
■明日は情報処理応用の試験です.3Mのみんな,頑張ろう.という訳で質問に来た学生から「今日,寮監ですよね」と言われたのだが,そのような予定はない.「違うって」と答えたものの,その後,別の学生にも同じことを言われた.イヤな予感がしたので寮事務所に確認したところ「今日ですよ」.

■半年分の割り振り表が配布される.受け取ると直ぐに(1)PDA(HP200LX)に入力,(2)某ポータルサイトの予定表に入力,(3)M科内で用いているグループウェアの予定表に入力,(4)嫁さんにメールで連絡,を行なっている.今回の寮監の予定はこの4つの全てに入力されていなかったので,そもそも割り振り表で見落としたと思われる.

■寮監室には学内LANが来ているので,ノートPCを持ち込んで研究室のコンピュータにリモート接続して最低限の仕事はできるのだが,本来の帰宅予定である21時までに行なおうとしていた仕事をノートPCの狭い画面の中で行なうのは厳しい...しかも中程度の大きさのゲジゲジが2匹も出没するし!ああ,ビックリした.
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2006.09.28 (木)  締切,締切
■なんとか紀要の第1稿を提出.次はSIの予稿A4で2ページ.こちらは9/Eが締切だったのが2週間ほど伸びたので一安心だが,取り掛かっている最中なので一気に仕上げる.専攻科学生2名の学習成果報告書もなんとか本日の締め切りに間に合いそう.さて,K先生から依頼されている英単語50語と例題の課題,学会から依頼された査読,論文賞の推薦など,まだまだ締め切りは途切れない.まるで400mハードルのようだ.
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2006.09.29 (金)  国際福祉機器展
■ニュース番組でも報道されましたが,東京ビックサイトで今年も国際福祉機器展が開催されました.2004年に見学に行ったのですが,今年も三重県の主催する研究会の経費で見学に行ってきました.前回は介護ベッドと高齢者向けフィットネス機器のの現状を調査するのが目的で,今回は寝たきりの患者さんが家電製品をコントロールするための環境制御機器の現状の調査です.会場はかなり広いのですが,環境制御装置を扱っているメーカーが無い?! 最終的にブースを発見し,当初の目的をなんとかクリア.それ以外にもいくつも面白い発見があったり,共通の知人のあるブースがあったりと十分に楽しみました.10時半に会場に入って,途中,同じ研究会のメンバーの方と1時間くらい一緒に会場を見て回り,16時頃に帰路につきました.歩いた歩いた.24,088歩(4/1からの平均は10,039.8歩なので2日分以上).伊勢若松駅で乗り換える際に階段を降りるのが辛かった.

■さて,この出張は私の”本業”ではありません.本来,業務を行なうべき平日に出張する訳にはいきません.したがって有休です.勤務日に行なう本業以外を副業,いや”兼業”と言います.非常勤講師とか,学会関係の事務とかですね.赴任直後はこの”本業”という概念が理解できなかった.本業とは鈴鹿高専における教育活動です.グレーゾーンになるのが研究に関わる活動.たとえば今回の展示会の見学も長い目で見れば本校で行なっている研究活動や産学官連携活動にプラスになることですが,やはり本業ではないのです.特に交通費や日当が支給される場合はNG.三重県から委託されている委員会や助成金の審査員の会議も本業ではありませんので,”兼業を認めてください”という正式な書類を出して参加しています.活発に活動を行なえば行なうほど,本業にもプラスになるのですが,やはりどこかに線引きを行なう必要があるのですね.以前は兼業の申請書類がなぜか全て”手書き”じゃないといけない,というお役所的な決まりがあったのですが,それがいまはワープロでもOKになっただけでも大した進歩です.
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日々日記 by Small Ocean