日々日記
2008年7月
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2008/07/02 (水)  カウント
2008/07/03 (木)  三重県メカトロ・ロボット研究会
2008/07/04 (金)  朝から晩まで
2008/07/07 (月)  なんで仕事を増やすのかなぁ
2008/07/23 (水)  NASが,ねぇ.
2008/07/26 (土)  BROSが戻って来た
2008/07/30 (水)  ものづくり体験教室完了
2008/07/31 (木)  ムペンバ効果


2008.07.02 (水)  カウント
■5年で3本が条件.2005年度と2006年度に紀要を1本ずつ書いているので合わせて1カウント.「高専教育」が0.5カウントか1カウントか分からないけれども,既に投稿を申し込んだ紀要1本の0.5カウントを足してもまだ足りない.やはり日本福祉工学会の論文集に今年度中に1本,投稿して掲載決定しないといけない.所得を増やすためには.
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2008.07.03 (木)  三重県メカトロ・ロボット研究会
■2年ほど前に設立された研究会の今年度最初のイベントに参加してきました.13時から16時半まで.いままでは県内の大学等と企業のシーズ紹介のパンフレット作成や講演会を行っていただけでしたが,今年からは少し本気度がアップしたようで,なかなか充実したイベントでした.具体的には県内外のロボットメーカ(サーボメーカ)の企業展示が中心で,デモンストレーションと情報交換を行なうことができました.が,うっかりしていました,名刺が無い...

■当初の予定では16時くらいに引き上げて16時半には学校に戻る予定でした.ところが意外と話が長引いてしまい.「あれ,どうしてここに!」という知人も多く参加していましたし,メーカの説明員の方々もオープンな展示会とは違って懇切丁寧かつザックバランな会話を行なう余裕があり,妙に盛り上がりました.なぜか鈴鹿高専卒業生も多かった(笑).さて,盛り上がった後にハッと気付くと16時半.17時15分からの寮監勤務ですのでそろそろ切り上げなくてはいけない,と,慌てて学校に戻ったのですが...そもそもなぜ16時に切り上げる予定だったのかというと16時半から卒業アルバム用のM科教員集合写真のスケジュールが入っていたからでした.私が不在だったため時間を1時間ずらして貰う事態になっていたようです.面目ない.
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2008.07.04 (金)  朝から晩まで
■今日は高専大会の準備で本科は授業が無い.その代わり朝の10時から高専ロボコンの検図大会AチームとBチームの設計担当者が書いた図面(三次元CAD)を全メンバー+教員でチェックする.午前中でAチームが終わり,午後はBチームだが,制御系の話などを織り交ぜながら議論を進めていたら,終わったのは17時前.結局,1日,ロボコンの日だった.

■とうとう来るべきものが来てしまった...英語の論文の査読は初めて.学会発表は頻繁に行なっているが論文には書いていないネタ絡みなので,論文委員の先生の中のどなたか(知人や恩師かも...)が推薦してくれたのでしょう.喜ぶべきことではある.読んで理解するのは問題ないのだが,英文でコメントしないと.国内学会の欧文誌だし,なんとなくアブストラクトを読んだらアレかな?という内容だったので,多分,著者は日本人でしょう.査読者が誰かは論文を投稿した側には通知されないのでへたくそな英語でも大丈夫なのだけれど(その方が日本人には伝わりやすいかも).「へたでもいい?」と返答(もちろん,もっと真面目に)しましたので,「そりゃアカン」となったら論文は送られてこないでしょう.送られてきたら諦め,いや,十分に楽しもう.
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2008.07.07 (月)  なんで仕事を増やすのかなぁ
■外部資金(助成金などに応募して得る研究資金)を獲得すると,多くの大学等では間接経費が差っ引かれる.10%だったり30%だったり.これは私の認識では事務方の仕事が増えるので,そのための経費だと認識していた.ちなみに本校は間接経費を要求しないので,100万円の助成金を獲得すれば,全額を獲得した教員が使用可能であった.先方の財団等からは「え,間接経費ゼロですか.いいですね」と驚かれることも多い.

■国から支給される資金が毎年減額されています.1%ずつの段階的な減額で,そのために各教員に配分される研究費も減少する.研究を続けるには資金が必要.コンピュータを更新したり,出張費であったり実験装置を作ったり試薬を購入したり.国立大学でも先生方は年間40万円程度でやりくりしているのではないかな? 当然,これではコンピュータ1台と校内出張を2箇所も行けば無くなってしまう.ですから頑張って外部資金を獲得しようとするし,そのためには業績が必要なので論文を書いたり学会発表したり特許を出願したりする.競争的に資金を獲得する体制になると(教育が疎かになる場合もあるが)研究活動は活発化する.良いスパイラルが続くはずであるので悪いことではない.

■でも外部資金を獲得すると,契約を結んだり,物品を購入したり,その収支報告書を作成したりといった雑務が増え,その大半は事務方の方々が”通常の仕事+α”として行なうことになり負担が増える.ですから高専のように小さな世帯の場合は「すみません,外部資金当たってしまいました,ぺこぺこ」「おめでとうございます,はぁ」という感じで素直に喜べない.この”申し訳なさ”を解消してくれるのが間接経費.獲得した資金の一部が学校全体に(強制的に)還元されるので,ガッチリ集めると学校全体がハッピーになり,ついでに事務方の方々が使用するコンピュータやプリンターが新しくなると考えればこちらも心の痛みが少し和らぐはずだった.そう,今年度から本校も間接経費をピン跳ね”してくれる”ことになったのです.うれしー!

■それがどういうことだろう.ピン跳ね(表現が悪い?)した間接経費の一部を所属学科に戻すと言う.私の場合は科研費の分担金ですので,微々たる金額とは言え,それが学校に還元されることで幸せになるはずだったのが,「という訳で,M科には間接経費のうちの*%である**万円を還元するので,その使用計画書を速やかに提出するように」という書類が回ってきた.今期は私ともう一名の先生の2名のみが外部資金を獲得しているので,この2名が学校に還元した間接経費のおこぼれを学科で使用せよ,と.当然,計画書を作成する仕事を他の先生に押し付ける訳にはいかないので,我々二名で考えなくてはならない.幸せになるはずだったのに,仕事を増やされる負のスパイラルとなって跳ね返ってきてしまった.い,いいっすよ,事務方の方のイスやパソコンやモニターを新調するのに使って下さいよぉ,お願いします...

■なんでこういうことになったんだろう.外部資金を獲得すると憂鬱になるので昨年はほとんどアクションを起こさなかったのに,これでは今期も息を潜めて静かにしていたいという気になってきた.多分,間接経費を吸い上げられることに抵抗感のある先生がいる(あるいは居ると推測した?)のでしょう.「1000万円を獲得したならば1000万円を丸々使いたい.事務仕事が増える? それが仕事でしょ?」と.お互いの意見の折衷案を模索しながらお互いのクビを締め合って右に左にフラフラしているヒトビトの絵が頭の中に浮かん見える...

■ちなみに外部資金を獲得した先生個人には”校長裁量経費”の中で「がんばったで賞」的なお小遣い(もちろん,研究資金であって個人的に使えるものではない)が配分されます.私も*万円(1桁ね)を頂いています.間接経費分に関してはこれで十分に元が取れています.そもそも”学科”という単位に何か意味があるのだろうか.学科間あるいは学科内で競争を促しても無意味な不協和音を産むだけでしかないよなぁ.

■午後のゼミの後,ODE (Open Dynamics Engine) をBorlandの環境でコンパイル可能にできないかトライしてみた.premakeを使用して,GNU make形式とMSのVisualStudio形式のプロジェクトは生成できるのだが,Borlandには対応していない.記憶を頼りに,vcprojをdsp/dswに変換するツールを入手し,それをBorland C++ Builder6で読み込み,bprに変換することはできた.しかしコンパイルすると"double *"型は"double[4]型"に変換できないというエラーが出てコンパイルできない.

■要するに,Borland C++ Builder,特にVCLに慣れているのでBorlandの環境でコンパイルできたらいいなぁと考えたのだが.Visual Studioもフリーで公開されていることだし,MFCを使わされる恐れが無いならばVisual Studioでも構わないか.ちょっと悔しいのだが.
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2008.07.23 (水)  NASが,ねぇ.
■一年位前に大騒ぎする事態に発展したNASとは別のNAS(一番最初に導入した最古参)から,先週末に自動送信メールが届いた.


TeraStation HDDエラー通知

AI_MECH_NASのHDDでエラーが発生しました。

[TeraStation情報]
TeraStation名称: *********
IPアドレス: ***.***.***.***
RAIDエラー発生時刻: 2008/07/20 00:00:39
エラー発生ディスク: (03:01) WRITE sector:

RAID1ディスクへの書き込みエラーが発生しました。すぐにディスクを交換してください。
RAIDはデグレードモード(障害状態)で動作しますが、なるべく早くデータのバックアップとディスクの交換をお勧めします。


RAID5構成なので直ぐに使えなくなる訳ではないのだが,早いところ交換しなくては.火曜日にそう算段しながら出勤した.RAIDエラー発生時には自動的に電源遮断するはずだが,元気に動いている.単なる書き込みエラーの場合は電源落ちないのかな.でも本体前面のアクセスランプが本来は赤表示のはずが4つとも消灯している.そもそものメールに,内蔵している4台のHDDのうちのどれで書き込みエラー(故障ではないにしろ気持ち悪い)が発生したのかが書かれていない.ちょっとした書き込みエラーならば冗長性のあるシステムだから,そのセクターは使用しないことにして他のセクタを代替したのだろうと思うが,デグレードモード(縮退モード)に移行するから早くHDD交換してね!と言っている以上,気になるのってものでしょう.

■メーカのBBSに同じ症状の方の書き込みがあったのだが,他のユーザからは情報量のある返信は無し.仕方が無いのでサポートにWebから問い合わせのメールを送信しておいた.「仕様です.気にしないで下さい」とでも言われるのだろうか? そもそもWEB設定画面ではエラーが発生したことを知ることができない.メールが送られてくる設定にしてあったがゆえに知ることができた情報です.いいのか,*ラステーション.
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2008.07.26 (土)  BROSが戻って来た
■7月の頭に車検に出したBROS(Honda, 400cc)が戻って来た.随分と長い時間掛かったのには理由がある.フロントフォークシールからのオイル漏れの修理は時間が掛かるものではないが,燃料ポンプとタンクを繋ぐホースの入荷に時間が掛かったのが一番の原因.車検とは関係が無く,4年毎ぐらいで交換するようにと,メーカから通知が出ているらしい.ところがバックオーダー.結局,最後まで入荷しなかったホース部だけは同等品として一昨日,やっと修理完了の連絡があった.

■代車として125ccのスクータを借りた.メータは100km/hまで刻まれている.でも,出足が重い.もっと軽快に加速するのかと思ったのだが...しかし,やはり所詮はスクータータイプ.タイヤサイズが小さい上に重心が低いので非常に不安定.これでは ゆわkm/hまでが限界だ.手軽だけれどもね.
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2008.07.30 (水)  ものづくり体験教室完了
■29日,30日の二日間にかけて行なわれた公開講座,「機械工学のひとこま」が終わりました.各日24名ずつの中学生を対象に本校機械工学科にて,ものづくり体験を行なうというイベント.M科全教員参加です.私はレゴ・マインドストームの担当.朝から夕方まで丸々1日を使って行なわれます.普段は1日9千歩程度なのですが,この2日間で合わせて4万歩.倍以上,歩き回りました.さらに加えてこの時期はロボコンの物品発注の嵐が吹き荒れるので事務仕事も多くて大変.そういえば7月末締切りの仕事もあったはず.そうだ,査読もだ.ああ,体中,汗ダクダク.
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2008.07.31 (木)  ムペンバ効果
大槻教授の言い分は間違っていない.前野北大名誉教授の気持ちも分からなくはない.しかし朝日新聞の報道の仕方は偏っている.

「ためしてガッテン」を見た訳ではないので分からないのだが,”早く氷を作りたいからといって水を沸騰させてから凍らすのでは時間もエネルギーも余計に掛かる”というコメントを番組中で(文字も含めて)出していないのならばNHKの科学啓蒙に対する姿勢には疑問が生じる.きちんとコメントしていると期待したい.どうでしたか? 見た方.

■PDF2JPEG変換出力機能をfs_moodle上に組んでみた.PS3やWiiなどのWebブラウザを持つがPDFファイルを閲覧できない端末をMoodleのキオスク端末に使えないか?と考えて構想した.当初はImageMagickをPHPに組み込んで使う予定だったが,当方の環境では何故かうまく組み込めない.結局,ImageMagickもGhostscriptを呼び出してPDFをJPEGに変換しているのは同じ.奥村先生のアドバイスに従って,アッサリとImageMagickを捨ててGhostscriptのみで実装してみた.色々とインタフェース等を工夫したりして,なんとか夕方スタートで21時までに完成した.
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日々日記 by Small Ocean