デジタルカメラ(CAMEDIA X-200)の改造/外部スイッチによるコントロール

初出:2006/06/13 T.Shirai
更新:2006/09/27 T.Shirai

 学外の施設より受けた技術相談で,入所者の方がデジタルカメラを使用したいが,小さなスイッチを操作することができないので,なんらかの手段により対応できないかとのことでした.使用しているデジタルカメラは OLYMPUSのCAMEDIA X-200.
 (1)赤外線/有線リモコン対応したデジカメに買い換える:対応しているメーカ自体が思っていたよりも少ない.多機能リモコンをオプションで販売しているものもあるが,上級用の高価な機種であるか,あるいはシャッターのみの対応である,
 (2)補助具を製作する:純粋に機械式の操作量拡大用のレバー等をカスタムメイドする.デジタルカメラ本体がコンパクトサイズなため,かなり困難である.
 (3)本体を改造する:電源ON/OFF(レンズカバー連動),シャッター,ズーム,メニュー操作類SWをバイパスするように電気配線を半田付けし,外部に引き出す.
 今回は(3)の本体改造を行なうために,中古のジャンク(不動品)をネットオークションで2,000円にて落札.実際に分解してみた.

[注意]
・本体を分解すると,メーカの保証は保証期間内であっても受けられないこと,
・感電等の危険があること,
・再組立後に発熱・発火などの危険があること
をご理解お願いします.また,この分解手順と内部の写真はリバースエンジニアリングを目的としたものではありません.もし公開することに問題のある箇所にお気付きの方はshirai@mech.suzuka-ct.ac.jpまでご連絡お願いします.

 以上をご理解頂けた方のみ以下のリンクをクリックして本編を閲覧して下さい.


(1.外観写真へ)

(2.分解手順へ)

(3.液晶パネル周り)

(4.レンズバリアSW周り)

(5.レンズ鏡筒周り)

(6.ファンクションSWの回り)

(7.シャッターおよびズームSW回り)

(A.解析結果)


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[更新状況]
2006/9/27:シャッターおよびズームスイッチ周りの解析完了
2006/6/13:分解手順およびシャッター周辺以外の解析完了