<プロダクツ : System>

更新2007/07/3 T.Shirai

 ソフトウェアだけではなく,ハードウェアを含むシステムの紹介.

プロダクツ名称およびリンク

概略説明

自由なタイミングでCDを再生するには,
CDラジカセを改造して
外部コントローラによる制御を実現

(2007年7月〜)

 H19年度の4M創造工学のテーマも「高専祭に来てくれた人々に楽しんで貰える」(1)卓上体感ゲーム機,(2)大道芸ロボット,の設計・製作・実演です.特にゲーム機を設計しているチームの中には,シチュエーションに応じてさまざまな効果音を出したいという要望をもつチームが毎年1,2班あります.そこで市販のCDラジカセを改造し,PLC(シーケンサ)などの外部機器からCDラジカセを制御可能とするシステムをお遊び気分で製作しました.中古のCDラジカセ(特にダイレクト選曲可能な操作ボタンを持つ物)を購入し,操作ボタンの端子をフラットケーブルで外部へ引っ張り出します.さまざまな効果音を焼いたCD-Rを用意し,状況に応じて選曲ボタンをリレーでOnすることで自由なタイミングで効果音を再生します.

体の不自由な方でもデジタルカメラを使いこなしたい!
デジタルカメラの分解・改造
(2006年5月〜)

 四日市市の施設の方から受けた技術相談への対応.入所者の方(電動車椅子)でもデジタルカメラの全ての機能を使いこなせるように,スイッチ類を全て外部操作可能なように改造します(現在進行中).

タイヤが無いのに走る?! ふしぎなロボット
マイクロムーバ
(第5回・おいん鈴鹿 2003年4月5日,6日)

 昭和50年代にアクリルロボットの一大ブームを巻き起こした三井井康亘(みつい やすのぶ)さん発明の「ダイレクト・ドライブカー,タイプA」をベースにした小型ロボット.モータ2個だけで動くふしぎな機構は大人の人も,ついつい手にとってひっくり返し「なんでだ?? ああ,なるほど」.オリジナルに比べて製作を容易にするための改良を施しました.

UFOキャッチャー
(電気工学科学科展示,2002年度・高専祭,4E)

 4Eの学生が製作したUFOキャッチャー.当初,PICにより制御する予定であったが,ノイズ等の問題により動作が安定しない.そこで高専祭2日前に話が持ち込まれた.X,Y,Z軸の直行座標系およびグリッパの開閉,合計4つのDCモータを用いる.機構の完成度は非常に高く,リミットスイッチによるセンサも適切な個所に適切な数が取り付けられてあり,細かなところまで良く考えられている.こういうデキの良い装置はブツかり甲斐がある.十八番のPLCの出番,久しぶりに燃える!

ムーブマスターをビジュアル・フィードバック!
(機械工学科学科紹介,2002年度・高専祭)

−リンクはありません−

 三菱電機(株)製多関節ロボットMoverMaster (RV-M1) を(株)応用計測研究所製のビデオトラッカーG280(三次元位置計測装置)でビジュアル・フィードバックしました.防寒グローブ上に取り付けた1つのマーカーを2台のCCDカメラでトレースし,得られた三次元位置情報に合わせてムーブマスターの終端効果器(エンドエフェクタ)を動かします.ムーブマスタ,ビデオトラッカー共に制御はRS-232Cで可能.インタフェース用のソフトウェアは自作.
・ムービー(mpeg4: 19MB)
  :撮影はナース(のコスプレ)のT君.
・ソフト(準備中)
  :RV-M1とG280専用

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